プレス停止性能測定装置

IDST-D型

設置が容易かつ測定結果が即座にプリント出力される測定装置。

IDST-D型

設置が容易で速やかな作業が可能

プレス機械のクランク回転角度計がなくても測定可能です。ワイヤー固定金具を掛けるだけの簡単な設置なので、スピーディーな作業および設置工数が短縮できます。

プレス停止性能測定装置の操作ガイド

停止出力位置を自動で設定

自動設定時は機械ストロークの1/2の位置で出力を停止します。さらに、決定した停止位置は7セグメントLED上に表示されます。

出力中・測定可の状態を手元で把握可能

手元の操作ボックスで、出力中・測定可の状態が確認できます。また、機械の操作場所で測定器のリセットも行えます。

測定結果をプリント出力

プリンターが標準装備されており、測定結果はデジタル表示と共に即時プリントアウトが可能です。さらに、プリント出力は下記の2通りに設定できます。

  1. 停止時間と慣性下降値
  2. 停止時間・慣性下降値・安全距離・慣性角度(自動設定時のみ表示)

低速測定・逆転測定対応(オプション)

通常の最小測定速度は20mm/secですが、低速測定モード(オプション)の使用により、5mm/secまで対応可能です。また、オプションの“逆転測定”では、逆転領域(ワイヤー引き込み→ワイヤー伸び)停止の設備にて測定を行います。

英文仕様対応

英語圏で使用される方に向けて、パネル面やプリント印字データを英文仕様にすることも可能です。詳しくはお問い合わせください。

操作ガイド

1

プレスを動作させ、スライドを下死点に下げます。

2

ボルスター等の水平な場所に測定装置を設置します。電源を切った状態で、電源・非常停止・手元操作ボックスの配線を接続します。

3

スライドに固定金具を取り付け、ワイヤーを引き出し、垂直になるように調整します。

4

プレス機械を動作させ、上死点で停止させます。

5

プレス機械を動作させ、ワイヤー動作を確認します。

6

取扱説明書の設定方法に従い、停止指示位置を決めます。自動設定ではプレス機械を1サイクル動作させます。

7

操作選択スイッチで測定方法を選択します。機械を動作させ、測定を数回繰り返します。手元操作BOXのリセットボタンにて測定終了を解除し、次の測定に入ります。

8

測定が終了したら、電源を切った状態で測定装置を撤去します。

詳細についてはカタログをご覧ください。

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